姿勢はただ単に「見かけ」をいうのではありません。「キレイな姿勢」に見えていても、腰が痛かったり、肩や首のコリがおこっていたりなど、体の不調があればそれは本来の「良い姿勢」とはいえません。

本来の「良い姿勢」と見かけの「キレイな姿勢」は根本的に違います。「良い姿勢」は、不調のない「キレイな姿勢」を実現させてくれます。それは、科学だからです。

姿勢検定は姿勢を医学的に、工学的に、生理学的視点からとらえ、初心者でもわかりやすく学べるステップになっています。

あなたの姿勢は24時間あなたと共に生活しています。寝ている時も、立っている時も、歩いている時も、座っている時も、運動している時も。人は24時間姿勢に左右されています。

例えば電車で座って寝てしまい首を痛めた経験、柔らかいソファーや布団でくつろぎ腰を痛めた経験をされた方はいらっしゃいませんか？姿勢は常にあなたの体に影響し続けています。ということは学んだことが日常生活に活かせないと意味がありません。

姿勢検定は日常生活の中ですぐに活かすことができることを目指しており、「実用的」であることが特徴のひとつです。

１でもお伝えしましたが、姿勢は科学です。科学である以上、誰でも「良い姿勢」になっていくことは可能なのです。

姿勢が診断できるようになると「良い姿勢」になっていく方法もわかります。姿勢診断士として正しい姿勢の知識を学び、一人でも良い姿勢で良い人生を送っていただけるようにあなたの活躍を期待しております。もちろんあなた自身はアドバイスする側ですから、あなた自身が良い姿勢でイキイキした人生を送ってください。

最近、よく耳にするのが「健康に不安を持っている」という声。しかし、生涯にわたって健康でいたい、自分の足で歩きたい、けれど具体的にどうすれば良いのかわからないとみなさんおっしいます。

良い姿勢は人間の本来の一番自然な姿です。一番自然な姿なのに不調や痛みがあるのではおかしいですね。一番自然な姿だからこそ健康な状態であるはずです。そう考えれば「良い姿勢」は健康に直結していると言えるでしょう。

姿勢科学の理論を少しずつでも学び、姿勢診断ができるようになることは「姿勢」を通して人々や自分自身を健康に導くことができるでしょう。

ここで言う生涯使えるとは、資格としての有効期限や更新がないなど資格の保持を言うのではなく、生涯役に立つという意味です。私たちが日常使う様々なモノは買い替えができるものがほとんどです。

しかし、人間の体はそういうわけにはいきません。そういう意味では、姿勢検定で学ぶ知識やスキルは生涯使えるというより使えないといけないものなのです。

姿勢検定では姿勢科学の理論を学びますから、人の体のつくりが変わらない限りそれが可能なのです。ご自身やご家族、知人の方の一生の健康を守るためにご利用していただけると本当に嬉しく思います。